高血圧の合併症について
高血圧の合併症を予知することは可能でしょうか?
高血圧が起こり始める平均年齢は、30から35歳頃です。
高血圧を治療せずに放置しておくと、平均的には約20年で
障害が起きます。
高血圧の合併症がいつ起こるのか、という疑問に対して
正確な予測や解答を出すのは、現在の医学では不可能に近いことです。
症状が出てから受診しようと考える人がいますが、
それは大きな誤りであり、危険なことでもあります。
というのは、合併症のほとんどは、前触れもなく突然発症し、
しかも発症した後にどういった経過をたどるかということは、
誰も予測することはできないのです。
一命をとりとめることができたとしても、からだの機能が元通りに
戻るとは限りません。
何らかの病気が起き、それが原因で24時間以内に亡くなることを
「突然死」といいますが、この突然死をした人を解剖してみると、
約8割の人が血管障害(約60%が心臓・大血管系、約20%が脳血管系)
で死亡しているといわれています。
その多くのケースに高血圧が関与していることに、
疑問をはさむ余地はありません。